2020年ヒサマツミドリシジミ産卵観察

今季もヒサマツミドリシジミの産卵観察に8月31日から9月24日で6回出かけている。9月14日までは30度を超える猛暑で蝶が飛ぶような状態ではなく、朝の気温が25度にようやく下がった9月14日に期待して出かけたが12時過ぎには28度で日照が強く、15日も30度がぶり返しギラギラの太陽で、ともに姿を見なかった。暑さと日照の強さでこれでは夏眠から覚めないだろうと思われた。4回目の9月21日に太陽の光が強いものの28度でなんとか1頭が表には出ないで潜るが飛翔する姿を11時40分と12時、13時に観察でき撮影は出来ないが出現を確認した。5回目の23日は気温が24度で柔らかい日照になって、出現の鬼日となり11時30分から15時30分まで4頭ほどの親蝶による継続的な産卵が観察できた。期待して翌24日に6回目の観察に出かけたが、この日は24度無風ではあったが日照が弱くほとんど曇りで一時日照がわずかにあった11時から12時間に1頭の活動、13時に1頭の移動飛翔が見られたのみで昨日のような活動はなかった。ヒサマツミドリシジミの産卵条件としては気温24度以下、無風、日照があることが最適条件であることがわかる。しかし、確認できる個体は24日には相当擦れており、どこかで9月初めにも産卵していたかもしれない。擦れてはいるがお腹は卵でパンパンな状態を確認できる。
ヒサマツミドリシジミ針畑川20.9.23 (35).jpgウラジロガシの新芽に産卵するヒサマツミドリシジミ 2020.9.23.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑川20.9.23 (21).jpgウラジロガシ新芽に産卵に来て開翅するヒサマツミドリシジミ 2020.9.23.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑川20.9.23 (1)1.jpgウラジロガシの中から姿を見せたヒサマツミドリシジミ 2020.9.23.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑川20.9.23 (80)1.jpg気温24度、日照条件が良く、多少風はあったが常時産卵活動を見ることが出来たヒサマツミドリシジミ 2020.9.23.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑川20.9.23 (94)1.jpgウラジロガシのお気に入り場所に執着するようになるヒサマツミドリシジミ 2020.9.23.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑川20.9.23 (104).jpg12時過ぎから4頭ほどが同時に活動していたヒサマツミドリシジミ 2020.9.23.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑川20.9.23 (118)1.jpg産卵後開翅するヒサマツミドリシジミ。自分好みの産卵場所に11時半から15時まで執着したこの蝶はおそらく20卵以上は産卵したと思える。 2020.9.23.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑川20.9.23 (150).jpg15時くらいには活動時間なのか広い範囲で飛翔が見られる。7月の発生期もこのような飛翔かと思わせる杉の木の上へ飛んでゆく姿も見られる。この親は風に乗って飛翔して来てカラスザンショウに休んで開翅した。 2020.9.23.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑大橋20.9.24 (5).jpg24日は24度無風曇りで日照が不足したが、一時的に11時から12時は少し日照があった。その間に1頭が産卵活動するのを観察できた。開翅するヒサマツミドリシジミ。しかし、相当擦れている。ただ、お腹は卵でいっぱいのようだ。 2020.9.24.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑大橋20.9.24 (19).jpg24日の11時頃産卵活動したヒサマツミドリシジミ。 2020.9.24.撮影
ヒサマツミドリシジミ針畑大橋20.9.24 (26)1.jpg24日の多少日照がある間に産卵後開翅するヒサマツミドリシジミ。12時には茂みに姿を消してしまい、以後姿を見せなかった。13時には別個体の移動飛翔を見る。 2020.9.24.撮影
アイノミドリシジミ針畑川20.9.23 (38).jpg23日には風に乗り移動飛翔してきてカラスザンショウにとまるアイノミドリシジミ♀も観察できた。 2020.9.23.撮影
ミドリヒョウモン針畑大橋20.9.24 (1).jpg24日は蝶の姿を見ることが少なかった。観察3時間半でヒサマツミドリシジミ♀の他はカラスザンショウに飛来するミドリヒョウモン♀1頭とウラジロガシに飛来するウラギンシジミ♂1頭、カラスザンショウに産卵に来たモンキアゲハ♀1頭だけだった。 2020.9.24.撮影
針畑大橋20.9.24 (20).jpg今年表年のウラジロガシ産卵木の状況 2020.9.24.撮影
針畑大橋20.9.24 (6).jpg今年表年のウラジロガシ産卵木の状況 2020.9.24.撮影