岩倉に見る虫たち
真夏になり非常に蒸し暑くなった。何かいないか岩倉へまた出かけてみた。ここの広場にはススキにクロコノマの幼虫がたくさんついていた。この蝶も一時的に増えたり減ったりしながら京都の町に居ついている。温暖化して京都に増える前には南紀まで採りに出かけたのは遠い昔物語となった。シュレーゲルアオガエルもオタマジャクシから成体となってススキにあちこち休んでいる。ヒメシャチホコという蛾の幼虫が面白い姿を見せてくれた。クヌギ林では1本だけドクササコがまともな姿で生えていた。キノコもすぐに崩れるのでなかなか美しい傘が見られない。クロカナブン、ミヤマクワガタ♀がクヌギで見られた。
ススキに独特の食痕を残すクロコノマの終令幼虫 2019.7.30.撮影
ススキの葉裏に並ぶクロコノマの4令幼虫 2019.7.30.撮影
この間まで水たまりで泳いでいたシュレーゲルアオガエルが成体になりススキに休んでいた。 2019.7.30.撮影
ススキに休むシュレーゲルアオガエルの成体 2019.7.30.撮影
ヒメシャチホコという面白い形をした蛾の幼虫 2019.7.30.撮影
独特の格好をして敵に脅かされた時のポーズをとるヒメシャチホコという蛾の幼虫 2019.7.30.撮影
クヌギ林に生えていたドクササコ 2019.7.30.撮影
クヌギ林に1本だけ生えていたドクササコという毒キノコ 2019.7.30.撮影
クヌギの樹液に来ていたクロカナブン。子供のころはこれを見つけると胸が高鳴ったものだ。 2019.7.30.撮影
クヌギの朽木の根元にいたミヤマクワガタ♀ 2019.7.30.撮影









