今年の大原のオオムラサキ観察

毎年大原のオオムラサキ観察を行っているが、一昨年は6月24日にナンバリングされたオオムラサキが50頭ほど放蝶され、結果一頭もそれらを見られず7月末にオスメスの自然個体をそこそこの数見れた。昨年は6月30日に60頭ものオオムラサキが放蝶されたのに毎日のように観察しても7月15日前後に3♂♂の自然個体しか見れていない。♀はとうとう出てこなかった。今年は6月29日に17頭放蝶されたらしいがこれも未だ全く姿を見ない。大原のエノキにいる越冬幼虫が放蝶のために採集されて飼育され、自然個体が減っているとしか思えない。自然に委ねた発生個体は変化に強いが、飼育する個体は環境適応に弱くなっているのだろう。考え物だと思う。一昨年のように発生が遅れていて7月末に姿を見られることを期待して今後の観察を続けたい。クヌギ林ではミヤマクワガタやノコギリクワガタの姿を見たが、これらの昆虫は樹液を出すのに役立っているのだが大人は子供用に捕獲していくので姿を見てもそれを見れるのは風前のともしびになっている。その他の蝶や昆虫も今年は数が非常に少なく、これは長引く低温の所為なのかもしれない。オオムラサキもそうであってほしい。
ミヤマクワガタ大原19.7.9 (28).jpgオオムラサキが訪れるクヌギ酒場にいたミヤマクワガタとスズメバチやミツバチ 2019.7.9.撮影
ミヤマクワガタ大原19.7.9 (4).jpg最近はミヤマクワガタも大型のものが少なくなった。これは中型のそこそこ育った個体。大きなものが少ないのは幼虫の餌になるクヌギの環境が悪くなっていることが原因だろう。 2019.7.9.撮影
ノコギリクワガタ大原19.7.9 (5).jpg小さな顎を持つノコギリクワガタの♂。ノコギリクワガタも立派な顎を持つ♂を見ることが少なくなった。 2019.7.9.撮影
スズメバチ大原19.7.9 (3)1.jpgスズメバチとヒカゲチョウ。樹液の出るクヌギの傷はスズメバチが齧ることでも新たな樹液が発生する。あたりに漂う樹液の匂いはほかの昆虫たちも誘うようになる。 2019.7.9.撮影
サトキマダラヒカゲ大原19.7.9 (3)1.jpg樹液の匂いに誘われて集まるサトキマダラヒカゲ 2019.7.9.撮影
アカタテハ大原19.7.9 (3)1.jpg樹液の匂いに誘われてきたアカタテハ 2019.7.9.撮影
アカタテハ大原19.7.10 (5).jpg樹液の匂いに誘われてきたアカタテハ。小屋がこういうタテハ類は好きでそこで休息する。 2019.7.9.撮影
キタテハ大原19.7.10 (8).jpg樹液の匂いに誘われてきた夏型のキタテハ 2019.7.9.撮影
ヒメジャノメ大原19.7.9 (3).jpgクヌギの下にまかれた液にたかるヒメジャノメ。カブトムシやクワガタ採集に誰かが蜜をまいたかもしれない。 2019.7.9.撮影
スミナガシ幼虫針畑川19.7.9 (4).jpg別の場所で観察したスミナガシの3令幼虫。この時期はかなりの幼虫がアワブキに付くが今年は少ない。 2019.7.9.撮影
アオバセセリ蛹針畑川19.7.9 (2).jpgアワブキに付いていたアオバセセリの巣。この大きさだともう蛹になっているだろう。 2019.7.9.撮影
ルリシジミ♀針畑川19.7.9 (4).jpgもうだいぶ産卵して擦れているルリシジミの♀ 2019.7.9.撮影

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