ヒサマツミドリシジミの今季12回目の産卵観察

10月13日にもなるとヒサマツミドリシジミの個体数もずいぶん少なくなるので産卵観察は難しくなるが、台風のせいで京都の気温が21度から27度になるというので12回目の観察に出かけてみた。折しも10月7日に採集して採卵していたメスがその朝に死んでいた。5日間生きたが前日の暑さが原因だったようだ。気温の急上昇による湿度管理に失敗したのが原因と思える。1卵だけ産んでいて腹中を見ると6卵残っていた。10月の親はすでにかなりを産卵しているので産む卵は少ないが、長生きさせてやればあと6卵は産んだのだろう。現地に到着すると19度で風があり日照はほどよく12時には22度になる産卵最適条件だった。ご神木の回りは風だまりになりそれほど風がなく、他の場所は風で出てくる気配ではない。そして、ほかの場所では見れなかったものの12時になるとご神木で川筋の移動飛翔を見、樹冠から1♀が産卵に姿を見せた。そしてこの個体が13時15分までご神木で産卵し続け、おそらくその間に7-8卵を産んだと思える。13時15分には川筋にそれは消え、それ以後ヒサマツの姿は見ることが出来なかった。ヒサマツの産卵観察もこれ以上しても変わりなく、11月初旬まで生残る個体がいるのだろうが今年はこれで観察終了とする。
ヒサマツご神木針畑12回目20.10.13 (2).jpg表年でウラジロガシの新芽が充実しておりヒサマツミドリシジミ♀が好んで産卵に訪れるご神木 2020.10.13.撮影
ヒサマツ針畑12回目20.10.13 (9).jpgひらひらとウラジロガシご神木の樹冠から12時に舞い降りてきたヒサマツミドリシジミ♀ 2020.10.13.撮影
ヒサマツ針畑12回目20.10.13 (18).jpg産卵前に体を温めるため開翅するヒサマツミドリシジミ♀ 2020.10.13.撮影
ヒサマツ針畑12回目20.10.13 (46).jpgウラジロガシに潜って新芽に産卵するヒサマツミドリシジミ♀ 2020.10.13.撮影
ヒサマツ針畑12回目20.10.13 (62).jpg産卵後の開翅をするヒサマツミドリシジミ♀ 2020.10.13.撮影
ヒサマツ針畑12回目20.10.13 (89)1.jpgウラジロガシに潜って産卵するヒサマツミドリシジミ♀。中に潜られると産卵観察がしづらいが気温が適度なのか10分に1卵は産むようだ。 2020.10.13.撮影
ヒサマツ針畑12回目20.10.13 (100).jpgウラジロガシ頂芽に産卵しようとするヒサマツミドリシジミ♀ 2020.10.13.撮影
ヒサマツ針畑12回目20.10.13 (101).jpgウラジロガシの吹き溜まりに産卵しようとするヒサマツミドリシジミ♀ 2020.10.13.撮影
ヒサマツ針畑12回目20.10.13 (105).jpg時折メジロの群がウラジロガシのご神木に現れる。力が弱った個体はおそらくその時食べられてしまうのだろう。 2020.10.13.撮影
ヒサマツ10.7.針畑20.10.10 (3).jpg10月7日に1♀を採集して産卵させようとしたヒサマツミドリシジミ 2020.10.10.撮影
ヒサマツ10.7.針畑20.10.10 (6).jpg産卵用に準備したウラジロガシの新芽。容器にはガーゼを張り過去に足の損傷で失敗した回避策を実施した。 2020.10.13.撮影
ヒサマツ臨終20.10.13 (16).jpg5日間生きたが昨日は気温が29度まで上昇し、湿度管理を怠ったことで13日朝に死んだようだ。腹中を見ると6卵残っていた。 2020.10.13.撮影
ヒサマツ臨終20.10.13 (18).jpgヒサマツの腹中にあった6卵。生き続けておれば産んでいただろう。 2020.10.13.撮影
ヒサマツ卵20.10.13 (2).jpg12日に産んだと思える1卵。7日から11日までは日照と気温が産卵には適していなかったようだ。 2020.10.13.撮影

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