アゲハチョウの幼虫を捕食するスズメバチ

夏場は我が家のキハダでアゲハチョウの幼虫が終令まで育つことはほとんどない。アシナガバチが若齢幼虫をせっせと捕食するからだ。それを知ってかミヤマカラスアゲハはハチの活動が鈍る秋口に産卵に来る。アゲハチョウもその時期に産むものは親になる確率が高い。しかし、今年は隣の桜でモンクロシャチホコが大発生し桜の木を坊主にしてしまい、また、ツマグロヒョウモンも大発生して我が家のスミレの葉を丸坊主にし、その結果、寄生バエが大発生している。寄生バエはハチのような羽音を立てながら幼虫の隙をうかがい産卵する。この日はその寄生バエがアゲハチョウの幼虫に産卵するところを撮影しようと観察していた。ところが一瞬の間にスズメバチが現れアゲハチョウの終令幼虫を肉団子にしてしまった。大きな幼虫なのでどうするのか観察すると3度に分けて巣に運び、きれいにまるごと持ち去った。翌日見ると周りにいた終令幼虫はすべて餌食になって姿を消していた。
アゲハチョウ19.9.28 (1).jpg我が家のキハダについたアゲハチョウ終令幼虫 2019.9.28.撮影
アゲハチョウ19.9.28 (11).jpg我が家のキハダについているアゲハチョウ終令幼虫。この幼虫の周りをモンクロシャチホコ、ツマグロヒョウモンに寄生している寄生蝿が飛び回り産卵する隙を狙っていた。 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (3).jpg一瞬のうちにスズメバチが現れ、アゲハチョウの幼虫に襲い掛かり捕食してしまう。暑さがぶり返したので活動再開したようだ。 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (4).jpg幼虫に噛みつき切断しようとするスズメバチ 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (9).jpgアゲハチョウの幼虫を肉汁にしていくスズメバチ 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (17).jpgアゲハチョウの幼虫を巣に持ち帰るのに適した大きさに肉団子にするスズメバチ 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (21).jpg残りをどうするのか見ていたら持ち帰り分だけを切断するスズメバチ 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (23).jpg切断された幼虫は隣家の屋根に落ちて残った。 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (29).jpgしばらくしてスズメバチが戻ってきて残りを探し屋根にあった残骸を見つけそれをまた処理しはじめる。 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (37).jpg2回目の肉団子を作り巣へ持ち帰るスズメバチ 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (43).jpg2回目の肉団子を持ち去りしばらくして3回目の肉団子を持ち帰ろうとするスズメバチ 2019.9.28.撮影
スズメバチとアゲハ19.9.28 (50).jpg3回目を持ち去ると幼虫の残骸はすべてなくなっていた。ここで狩りができることを覚えたスズメバチは周辺すべての幼虫を餌食にするだろう。 2019.9.28.撮影