京都の我が家ベランダでピークになってきた第3化クロツバメシジミ
京都の我が家ベランダで10世代目となる今年第3化のクロツバメシジミの発生がピークになってきた。7月13日がピークというか鬼日になって朝から10数頭のクロツバメシジミが羽化して飛び立った。プラケースに植えていたツメレンゲはよい形で成長していたが見ている間に食い尽くされ7月8日には完全に葉は空洞化していた。中からまだ成長過程の3令幼虫などが外へ這い出している。これらは植木鉢栽培なのでそこへはたどり着けず死ぬだろう。蛹になれるものだけがケース裏他、そこここで蛹化していた。7月13日は10時を越えるとベランダ横のカシワの葉上で飛び回りすぐさま交尾飛翔をする。かなりのカップルが生まれ交尾している。ギフチョウでも観察したが蝶は羽化後すぐ交尾ができるようだ。カシワにいたカマキリの幼生が交尾個体を目ざとくとらえ食していた。自然界はムシヒキアブなどもここに呼び寄せており、知らぬ間にクモなども含め天敵が多くなっている。そうでなければベランダに置いた食草のツメレンゲは次の第4化で絶滅するに違いない。
第3化のクロツバメシジミが食害しているプラケースに植えたツメレンゲ。この時点ではまだ葉が残されている。 2019.7.3.撮影
プラケースにつく蛹も増え食草のツメレンゲもほとんどなくなってきた。3日間で相当食害されたのでかなりの数の幼虫がいることになる。 2019.7.6.撮影
プラケースについた前蛹や蛹。まだ食草を求めている3令幼虫。ケースの裏にも多くの前蛹や蛹がみられる。 2019.7.6.撮影
植木鉢のツメレンゲからも前蛹になるため終令幼虫が続々葉外に出てきている。 2019.7.6.撮影
プラケースのツメレンゲは8日の時点でまったく空洞化して食害された。わずか5日間で半分を食い尽くした。 2019.7.8.撮影
羽化が始まった第3化のクロツバメシジミ 2019.7.9.撮影
7月13日に発生のピークを迎え次から次に羽化して出てくるクロツバメシジミ。プラケースや周りに10数頭のクロツバメシジミが羽化している。 2019.7.13.撮影
ベランダの壁に羽化して飛び立つのを待つクロツバメシジミ 2019.7.13.撮影
鉢植えの葱で羽化後の休息をするクロツバメシジミ 2019.7.13.撮影
ベランダ横のカシワの葉上で休むクロツバメシジミ 2019.7.13.撮影
羽化後にカシワの葉上で多数が飛び回り交尾飛翔をし、いくつかが交尾するがその一つはカマキリの幼生につかまり2頭とも食べられた。今まで見られなかったムシヒキアブやハエトリグモもこのところ多くなっている。 2019.7.13.撮影
カシワの葉上でのクロツバメシジミの交尾。花のある時はその上ですることが多かったが13日はほとんどがカシワの葉上で交尾した。 2019.7.12.撮影
カシワの葉上でのクロツバメシジミの交尾 2019.7.13.撮影
カシワの葉上でのクロツバメシジミの交尾 2019.7.13.撮影
カシワの葉上でのクロツバメシジミの交尾 2019.7.13.撮影
カシワの葉上でのクロツバメシジミの交尾 2019.7.14.撮影
















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