自然観察・・・鹿害で荒れて行く京都市左京区大原大見町の山里

定点観察している左京区の山奥廃村になった大見だが昨年までウスバシロチョウがまだ多く残っていたのに今年は17日に行って見ると非常に少ない。時期が早かったのならいいがほかの地域はすでに最盛期を過ぎかけていてここの下草の現状を見ると時期だけの問題ではないようだ。百井のほうが多く飛んでおり、大見に入ると鹿除け柵の近くでわずかしか飛んでいない。ほかの昆虫も少なく野鳥のさえずりもわずかにキビタキの声を聞くのみだった。晴天で景色だけは良いのが救いである。タンナサワフタギ、アキグミの花もまだ三分咲なので今年は開花時期が遅れているといえる。鹿害は明らかに昨年より進んだ感がある。来週にはこの日の光景が嘘のようにウスバシロチョウが多く飛んでいてほしい。
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ウスバシロチョウが去年まで多かった京都市左京区大原大見町の廃村になった山里付近の風景 2016.5.17.撮影
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大見の湿地。ここに例年ならシオヤトンボがこの時期に多く飛ぶのだが今年は見当たらない。 2016.5.17.撮影
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去年までこの時期ウスバシロチョウが群れ飛んでいた大見の野原。今年はここの川沿いに残る草むらで数頭しか見られない。 2016.5.17.撮影
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鹿害でむき出しになった山肌の地面にわずかにイワヒメワラビが芽吹いている。 2016.5.17.撮影
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昔は粽の笹の産地だった大見の湿地 2016.5.17.撮影
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タンナサワフタギの花の周りや野原にウスバシロチョウが舞っていたところも寒々とした風景になっている。 2016.5.17.撮影
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鹿除け柵を施した畑の周りに飛ぶわずかのウスバシロチョウ。擦れているものも多い。 2016.5.17.撮影
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ムラサキサギゴケなどの花に訪れるウスバシロチョウ 2016.5.17.撮影
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大見の村中にあるアキグミの花。今年はまだ一部しか咲いていないので最近寒かった性だろう。それにしてもこの周りに1頭しかウスバシロチョウがこなかったのはなぜなのか? 2016.5.17.撮影
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湿地のイボタの大木。ウラゴマダラシジミの幼虫はついていないようだ。 2016.5.17.撮影
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ヤマフジの花は昨年と同じように咲いている 2016.5.17.撮影
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大見尾根への道筋にはミズゴケの群落がある 2016.5.17.撮影
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イワヒメワラビにとまるニホンカワトンボ。このトンボだけは道筋に多かった。 2016.5.17.撮影
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イワヒメワラビにとまるニホンカワトンボ。 2016.5.17.撮影
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鹿が食べないので群落となるクリンソウ 2016.5.17.撮影
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ミヤマカラスは1頭だけ見たが去年のようにヤマツツジの花には来なかった。 2016.5.17.撮影
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鹿除け柵付近に1頭だけ擦れたベニシジミがいた。 2016.5.17.撮影
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鹿が食べないトリカブトは群落になる。この日ここで見たのはモンシロチョウ、モンキチョウを各1頭、ミヤマカラスアゲハ1頭、ベニシジミ1頭、ウスバシロチョウ10頭程度、ニホンカワトンボ20頭程度といった寂しい世界だった。 2016.5.17.撮影

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この記事へのコメント

顔文字^^
2020年07月02日 12:09
種の減少を危惧していないで増やす行動を起こすべきですね。
行動しないなら危惧もする必要ないでしょう(疲れます)

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