虫めがね・・・面白い昆虫「アケビコノハ」の擬態と幼虫の模様

昆虫の世界には「なぜこんな姿が進化することで生まれたの?」と思うことが多い。身近な昆虫(蛾)にアケビコノハがいるが、若い頃、この蛾を初めて見た時には枯葉への完全な擬態に驚き、また感動したものだ。最近は見る機会が減ってしまったが、賀茂友(散歩仲間)のYさんがなんだろうと確認のため自宅で捕えて写真用に提供してくださった。一日冷蔵庫へ入れ、眠りから覚めて飛び立つところを撮影した。外観の枯葉の擬態と鳥を嚇す為の後翅のオレンジと黒で描く目玉紋様は、この蛾が保身のために身に着けた進化なのだろう。見事というしかない。この蛾の幼虫はアケビやムべの葉を好むが、比叡山ではヒイラギナンテンにたくさんそれがついていた。この幼虫も独特の紋様で、目玉模様で鳥を脅かす防御策としているのだろうが、テレビゲームのキャラクターのようで、なんともいえない愛嬌がある。Yさんありがとうございました。
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ハナズオウの葉にとまらせたアケビコノハ。素晴らしい擬態紋様だと思う。 2012.8.10.撮影
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冷蔵庫の4度の世界から戻して手の中に収めたアケビコノハ 2012.78.10.撮影
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手のぬくもりと外気温ですぐに血の巡りがよくなり羽を震わせるアケビコノハ 2012.8.10.撮影
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バンマツリの花にとまらせて震える前翅と後翅の紋様の見える瞬間をねらう。気温が高いのであっという間に飛んで行ってしまった。 2012.8.10.撮影
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比叡山山頂遊園のヒイラギナンテンの葉を食べるアケビコノハの幼虫 2010.7.27.撮影
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ゲームキャラクターのようにも見える愛嬌ある目玉模様のアケビコノハの幼虫 2010.7.27.撮影
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見事に胴をしゃくって目玉模様が両目に見える。この知恵も進化が生み出したのか?謎は多い。 2010.7.27.撮影
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身近なアケビやムべを探してみてほしい。7月末頃にはこのような幼虫がついているかもしれない。見つけたら飼って見るとアケビコノハの不思議にもっと迫れるだろう。 2010.7.27.撮影

この記事へのコメント

金沢の素人
2013年09月13日 18:37
管理人様 こんにちは。
ページをリンクさせて頂きました。
不具合等あればご連絡ください。
http://kanazawanoshirouto.blog.fc2.com/
itotonbosan
2013年12月20日 07:54
私はアケビコノハを見つけたとき,
何故こんな所に枯れ葉があるのだろうと思いました。
よく見たらアケビコノハだったので驚きました。
後翅の黄色が鮮やかで,また驚きました。

幼虫も運良く見つけました。
目玉模様が2対もあってまたまた驚きました。

アケビコノハとの出会いは驚きの連続でした。

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