京都の自然・・・京都岩倉の里山の自然(春の花 カタクリ)
今年の春は3月26日の朝に雪が降って以降、晴れの日が続き、特に3月31日から4月7日まで快晴の日が連続した。自然が損なわれる京都だが、岩倉の里山にはまだまだ昔の自然が残されている。20年ほど前までは蓑ノ裏ケ嶽登山口周辺には春にギフチョウの多い谷があり、今でもそこで数十匹が乱舞していた光景が目に焼きついて離れない。そんな谷にまだカタクリが残る場所がある。ここにはカンアオイもわずかにあり、どこかに生き残りがいて復活しないかと願うばかりである。4月5日の快晴の日、望みをかけて歩いてみた。登山口の谷にはカタクリが一輪、可憐な姿を見せていた。蕾もいくつかあり、わずかに残るこの花やカンアオイがギフチョウを戻す力になってほしいと調べ歩いた。
ここの尾根の一部にはまだクヌギ林が残っている。麓はカシノナガキクイムシの被害で惨憺たる状態だが、アカシジミほか何らかの低地性ゼフィルスが棲息しているかもしれない。虫たちの自然の残る貴重な尾根筋だろう。
蓑ノ裏ケ嶽を望む岩倉坂原の里山の田園風景である。小川にはめだかがまだ棲息し、やさしい春の景色がここにはある。
山道の杉の幹で日向ぼっこする越冬から目覚めたルリタテハ
捨てられた空き缶に憩う越冬したテングチョウ
耕された田んぼに休む越冬後のキタテハ
早春の花に憩う越冬して活動を始めたキタテハ
田んぼの養生の隙間に花開くホトケノザ
めだかが泳ぐ小川
住宅地となって久しいクヌギ林に沿って流れる小川の縁はムラサキハナナやタネツケバナ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ他春の花が咲き乱れている。このクヌギ林でオオクワガタやミドリシジミが採れた昔が思い出される。
2011年4月5日撮影

この記事へのコメント
里山がなくなるとギフチョウはいなくなるんですね。
カタクリが残っているのは貴重ですね。