京都紹介・・・山科の門跡寺院 毘沙門堂
毘沙門堂へは車でなければ急峻な石段を上ることとなる。この周りは谷間であり、秋になれば紅葉が非常に美しいところである。本堂への表門は1665年に再興された仁王門になっていて、唐門と本堂も同じくその時に徳川家康の軍師だった天海大僧正の遺志を継いだ公海大僧正が復興したものである。天海が日光東照宮を手がけたので、その様式をうかがわせる造りとなっている。本堂には極彩色の天井絵が描かれているが、護摩法要のために煤が往時の美しさを守っている。時の流れのわかる常香盤も古の伝統美を見せている。秘仏の毘沙門天を中央に、徳川家康公も左に祀られていて、参勤交代の折はここに諸侯が参拝したという。霊廟にはここを再興した天海・公海大僧正が祀られている。




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